OAMC RE:WORK 2022年春夏
Re:Workの背景となったコンセプトは、既存の衣類を新しいデザインに組み込むことで再利用すること。このように利用されるのでなければ廃棄されたり、美観を損なっているため使用できない衣服を昇華させ、新しく面白いものを作ることであり、OAMCの制作方法に影響を与えた作品のデザインを探求することを前提としています。しかし最も重要な点は、Re:Workのアップサイクル的アプローチにより、既に存在する衣服、生地、トリミングや、その他の素材を利用し、新しい素材の使用を最小限に抑制できるということです。
第一弾のRe:Workコレクションには、ミリタリーデザインの影響が色濃く見られます。OAMCならではのアメリカ軍フィールドジャケットのライナーへのアプローチはそのまま、オーバーダイを採用し、ポケットや金具、クロージャー、取り外し可能なフードなどを加え、形を変えて新しいシルエットを作り出しました。アメリカ、チェコ共和国、イタリアからの衣類や布地が全体に使用されています。
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